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第5回臨床疫学セミナー「疫学・統計学からみた責任ある研究活動: 不正の連鎖を止めるために」(2022/8/26 (金) 17:00-18:10 & オンデマンド) を開催します
概要
日時: | 2022/8/26 (金) 17:00~18:10 (オンデマンド配信: 2022/9/2 (金) ~2022/10/2(日)) |
場所: | Zoom |
演者: | 佐藤 俊太朗(長崎大学病院臨床研究センター) |
司会: | 奥村泰之 (一般社団法人臨床疫学研究推進機構) |
参加費: | 3000円 (学生: 500円) |
参加登録: | https://icer05.peatix.com (登録〆切: 8/25 (木) ) |
企画趣旨
研究活動は、常に不正と隣り合わせです。文部科学省が定義している「特定不正行為」は、「捏造」「改ざん」「盗用」の3種類ですが、特定不正行為として認定されない「疑わしい研究活動(有害な研究行為)」にも注意を払う必要があります。具体的には、オーサーシップ、利益相反の非開示、二重投稿、不適切なデータの取り扱いなどがあります。研究者の多くは、研究倫理教育を受けているため、こうした問題を熟知しているはずですが、残念ながら、因習に抗えずに、責任ある研究活動から道を外してしまうことが少なくありません。
本セミナーでは、「研究計画」「データ収集」「統計解析」「研究報告」「アウトリーチ」のステップごとに生じうる、疑わしい研究活動とその予防法を説明します。特に、疫学・統計学的な観点から問題が指摘されている、P-hacking(統計学的な有意差を求め続ける)、HARKing(場当たりな解析により結果が得られた後に研究仮説を設定する)、これらと絡めて研究の結果を粉飾するSpinについて、詳述します。さらに予防法として、解析計画書の作成、データ仕様の作成、これらを含む解析の再現性のいくつかの水準での担保方法を例示します。本セミナーを契機として、蔓延している疑わしい研究活動が少しでも解消されることを期待しています。
参加方法
- 事前登録用のURLより,参加登録を完了ください。
※お申込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
事前アンケート
- アンケートフォームで,セミナーへの期待・質問を承っております。
※セミナーの際に回答があるとは限りません。
リアルタイム配信視聴用URLのご案内
- 開催日の前日に,ご登録e-mailアドレス宛に,視聴用URLをご送付します。
※開催日当日迄に視聴用URLが届かない場合は,事務局までご一報ください。 - 開始10分前からログインできます。
オンデマンド配信視聴用URLのご案内
- 配信予定日の前日迄に,ご登録e-mailアドレス宛に,視聴用URLをご送付します。
※開催日当日迄に視聴用URLが届かない場合は,事務局までご一報ください。
注意事項
- 受講証明書の発行はいたしません。
- 領収書は,参加登録システムから入手できます。
- Zoomを利用したことがない方は,Zoomのテストミーティングに参加して,視聴環境を確認しておくことを推奨しています。
- 配信される動画は,お申込みいただいた参加者のみ