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第9回臨床疫学セミナー「NDBサンプリングデータセットを活用した臨床疫学研究の可能性: 誰もが活用できる未来に向けた試み」(2023/3/31 (金) 17:00-18:10 & オンデマンド) を開催します
概要
日時: | 2023/3/31 (金) 17:00~18:10 (オンデマンド配信: 2023/4/7 (金) ~2023/5/7(日)) |
場所: | Zoom |
演者: | 奥村 泰之 (一般社団法人臨床疫学研究推進機構) |
司会: | 西 大輔 (東京大学) |
参加費: | 3000円 (学生: 500円) |
参加登録: | https://icer09.peatix.com (登録〆切: 3/30 (木)) |
企画趣旨
- レセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)は,我が国の代表的な医療データベースの一つです。ただ,その利用のハードルの高さから,残念ながら殆どの研究者が活用できない状況です。
- NDBのデータ提供形態の一つとして,サンプリングデータセットと呼ばれるものがあります。これは,入院レセプトの10%,外来患者の1%が無作為抽出された,単月のデータセットを意味します。NDBサンプリングデータセットを活用する場合,研究デザインは,コホート研究は実施できないですが,複数月のデータを利用できることから,反復横断研究を実施することは可能です。
- NDBサンプリングデータセットの最大の利点は,その柔軟性にあります。探索的研究が許されている立て付けから,柔軟に研究テーマを設定することも可能となります。使い勝手が劣悪なNDBの中で,唯一,利便性が強調されたデータセットであると言えるでしょう。それにも係わらず,NDBサンプリングデータセットを活用した論文の公表実績は,これまで,ごく限られていました。
- そこで,本セミナーでは,誰もがNDBサンプリングデータセットを,簡単に利用できるよう整形するためのオープンソースで公開予定の解析データセット作成プログラムをご紹介するとともに,実際に,NDBサンプリングデータセットを使って,何ができて何ができないかを説明します。NDBを活用した臨床疫学研究を実施したい研究者にとって,NDBサンプリングデータセットは,最初の一歩として最良のツールになると考えています。
参加方法
- 事前登録用のURLより,参加登録を完了ください。
※お申込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
事前アンケート
- アンケートフォームで,セミナーへの期待・質問を承っております。
※セミナーの際に回答があるとは限りません。
リアルタイム配信視聴用URLのご案内
- 開催日の午前中に,ご登録e-mailアドレス宛に,視聴用URLをご送付します。
※開催日午前中迄に視聴用URLが届かない場合は,事務局までご一報ください。 - 開始10分前からログインできます。
オンデマンド配信視聴用URLのご案内
- 配信予定日の前日迄に,ご登録e-mailアドレス宛に,視聴用URLをご送付します。
※配信予定日当日迄に視聴用URLが届かない場合は,事務局までご一報ください。
注意事項
- 受講証明書の発行はいたしません。
- 領収書は,参加登録システムから入手できます。
- Zoomを利用したことがない方は,Zoomのテストミーティングに参加して,視聴環境を確認しておくことを推奨しています。
- 配信される動画は,お申込みいただいた参加者のみの利用となります。